ルメリディアン・クアラルンプール ★3
総合評価★★★☆☆
客室の快適 : | ★★★☆☆ |
スタッフの対応 : | ★★★☆☆ |
食事・料理の質 : | ★★☆☆☆ |
立地の良さ : | ★★★★★ |
コスパの良さ : | ★★★☆☆ |
概要
ルメリディアン・クアラルンプール(Le Méridien Kuala Lumpur)は、2004年に開業したマリオット系列のラグジュアリーホテルです。クアラルンプールの中心部、KLセントラル駅に隣接した便利なロケーションに位置し、空港や市内の主要観光スポットへのアクセスが非常に良好です。KLIAエクスプレスを利用すれば、クアラルンプール国際空港(KLIA)からわずか28分で到着します。
ホテルは洗練されたヨーロピアンテイストのデザインが特徴で、モダンでスタイリッシュな客室を提供しています。全室に大きな窓が設けられ、クアラルンプールのスカイラインや湖の美しい眺望を楽しむことができます。また、高級感のある家具や充実したアメニティが備えられており、ビジネスやレジャーで訪れる旅行者の快適な滞在をサポートします。
館内には、多彩なダイニングオプションも揃っています。特に「PRIME」は、上質なステーキを提供する人気のレストランとして知られています。また、「Latest Recipe」では、インターナショナルビュッフェが楽しめ、ローカル料理から西洋料理まで幅広いメニューを取り揃えています。さらに、「Gastro Sentral」では、カジュアルながら洗練された雰囲気の中で、モダンなヨーロッパ料理を堪能できます。
リラクゼーション設備も充実しており、屋外プールや最新のフィットネスセンター、スパが利用できます。特に、隣接するヒルトン・クアラルンプールと共有のインフィニティプールは、都会の喧騒を忘れさせてくれるリゾートのような空間です。
また、ルメリディアン・クアラルンプールは、ビジネス客にも人気があり、最新設備を備えた会議室やイベントスペースを完備しています。無料Wi-Fiも全館で利用可能で、仕事の合間にも快適な環境が提供されます。
その洗練されたデザイン、優れたアクセス、充実した施設により、ルメリディアン・クアラルンプールはクアラルンプールを訪れる旅行者にとって、快適で満足度の高い滞在を提供するホテルの一つとして高く評価されています。
基本情報
ホテル名: | Le Méridien Kuala Lumpur |
所在地: | 2 Jalan Stesen Sentral, Kuala Lumpur Sentral, 50470 Kuala Lumpur, Malaysia |
アクセス: | クアラルンプール国際空港(KLIA)からKLIAエクスプレスで約28分 KLセントラル駅より徒歩約2分 |
予算: | 約1.5万〜3万円 |
ポイント宿泊: | 約25,000〜40,000ポイント |
Marriott Bonvoy プラチナ/チタンエリート特典
1. 2名分の朝食が無料になる
今回の状況: 1F レストラン「Latest Recipe(レイテストレシピ)」にて2名分の朝食が無料になりました。
2. お部屋のアップグレード
今回の状況: 今回がNUA(ナイトリーアップグレードアワード)を使用したので、1キングのゲストルームからルメリディアンスイートまでアップグレードしました。
*NUAは年50泊、75泊達成するごとに選べる特典で、スイートまたは大きめのお部屋のアップグレードを選択で選べるようになります。
Make it stand out
1 King Bed, Guest Room
30平方メートル(m²)
Make it stand out
1 King Bed, Separate Shower and Tub, Le Meridien Suite
69平方メートル(m²)
3. クラブラウンジに無料でアクセスできる
今回の状況: 33Fにあるクラブラウンジで2名分夕食を取ることができました。
4. レイトチェックアウトが16時に
今回の状況:マリオットの公式アプリからレイトチェックアウトを16時に指定する事でフロントでもそのまま16時チェックアウトにしていただけました。
こちらのクレジットカードは持っているだけで、色々とお得なので旅好きな方は作るのをお勧めします。
The exterior of the hotel -ホテルの外観-
プールサイドからホテルを見上げた景色です。階数がたくさんあり、部屋数が多いのが想像できます。
こちらは車の入れるロータリーの階層。タクシーや配車アプリのGrabを使ってホテルに来る場合は、ここに着くことになります。
ロータリーから入る際のエントランスです。
Reception -受付-
2025年は3月頭からラマダンです。訪れたのは2月末でしたので、ホテルだけでなく街の至る所に三日月のオブジェクトなどが飾られ、盛り上がってきている様子が伺えます。☪️
ロビーは大きく、くつろげる席も多くあります。
こちらはSentral駅からホテルに向かってくる際に見る景色です。駅内からLe Meridienへの経路を示す看板が見られ、外に出ることなく直接くることができます。
なんとここはHiltonと建物を共有しており、もう1つシンメトリーなビルがHiltonです。
駅から直接来るとP1になるので、エレベーターでL階に向かってチェックインします。
エレベーターから出るとこのような景色に巡り合います。右左でホテルが分かれています。走り回って遊んでいた子どもたちは、みんながHiltonの方に走り抜けていく中、1人間違えてLe Meridienに入ってきて繋がっていないことに気がつき、焦って戻っていく姿も見られ微笑ましかったです。
ここでようやく先ほどのロビーに戻ってきます。
このカウンターの大きさからも客室がたくさんあるのが想像できますね。
チェックイン時には、ウェルカムギフトのLe Meridienポロシャツと、くじ引きを1回いただきました。くじ引きではロビーと同じフロアにあるGastro Sentralでジェラートが2スクープもらえました。
The way to the room -お部屋まで-
こちらロビー階のエレベーターホールです。漢字の部首がバラバラになったものが重なったような解読不可能なオブジェがあります。
お部屋の階のエレベーターホールです。大きな窓がほどされ、目の前の景色が広がります。
今回は、8階から32階までお部屋がある中、27階にアサインされました。
1 King Bed, Separate Shower and Tub, Le Meridien Suite (ルメリディアンスイート)
扉を開けるとまずは大きなリビングルーム。奥には先ほどのエレベーターホールと同じ向きの大きな窓があります。
窓側から玄関の方を見るとこんな感じ。玄関扉左側に見える大きな鏡のところは、開けるとクローゼットになっており、アイロンなどが入っています。
書斎の机もあります。
窓からは目の前の大きなビルと主要道路が見えますね。夜郊外に向かう車線だけが遅い時間まで混んでいる様子などが見え、ここからぼーっと見てクアラルンプールの交通事情について談話したりするも楽しいです。
真下にはプールが見えます。大きなプールですね。
先ほど紹介した玄関扉左側の鏡付きクローゼットのそのまた左には、ビンのお水2本と冷蔵庫があります。
ミニばーは充実していますね。有料です。
Bedroom -ベッドルーム-
ベッドルームは先ほどのリビングルームからテレビのある壁側の、左右二手から入ることができます。こちらにも大きな窓があり、先ほどと同じような景色を望むことができます。
リビングルームのテレビの裏側がちょうどベッドルームのテレビですね。
テレビ向かって右側に小さなクローゼットとバスルームがあります。
お布団がレース生地のようにシュワシュワしているのがちょっと可愛いですね。
こちらがさっきのバスルームの左側にあった小さなクローゼットです。
バスルームの右側には大きな窓もあり、簾で中は隠せるようになっていました。
Bathroom -バスルーム-
洗面台はバッチリ2つなので朝も夜も混み合わず便利です。トイレに別個の扉はないので、プライバシーを保持したければ、バスルーム全体の扉を閉めることになります。
バスタブも完備です。
持つタイプのシャワーとレインシャワーどちらもあります。正面左右に、前から直水になる別のシャワーもあるみたいでしたが試しませんでした。
バスアメニティーはMALIN+GOETZの五六千円するものでした。
パナソニックの2000ドライヤーです。マレーシア滞在中一番強い風力でした。旅の途中途中でお洗濯する私たちにとって重宝されるドライヤーです。
Welcome Gift (ウェルカムギフト)
お部屋に入ってしばらくすると、ピンポーンとウェルカムギフトを持ってきていただけました。
ピンクの方には瓶が2つ。クッキーたち美味しかったです。
水色の箱の方はケーキの生菓子でした。こちらもしっとりとしていて美味しかったです。
Pool -プール-
8階に行くとプールがあります。この階で乗り降りする人たちはみんなもう部屋と直接で水着で自由でした。
このスノコの上を歩きながらプールサイドに向かう感じはリゾートのワクワク感に溢れ、とても気持ちが高揚しました。
お部屋から真下に見えていた部分です。手前は浅く、小さな男の子でも足しか浸かってない様子が伺えます。奥に行くと深くなっています。
先ほどの写真の右側から見てみました。左右には寝転べるサマーベッドがたくさんあります。実は写真の手前側にもあるので、混み合った時間でもかなりの人がリラックスできます。
奥を見ると高層ビルに囲まれているのがわかるかと思います。そんな中にヤシの木のあるこの大きなプールは最高のリゾートです。
お昼はやはり夜より賑わっています。この南国感がとてもいいですね。
バーも併設されているので、ドリンクを飲みながらプールでの滞在を楽しむことができます。
Lounge -ラウンジ-
33階にはラウンジがあります。ラウンジ付きのお部屋か、Bonvoy会員プラチナ以上で入ることができます。プールから行ってしまうとビーチサンダルなどのドレスコードに引っかかる可能性があるので気をつけましょう。
ラグジュアリーな空間に仕上げられており、かなり席数もありました。
シャンデリアやテレビなど充実しています。
チーズやブドウとワインを楽しみました。黒ビールも美味しかったです。鶏がらスープのヌードルは、鶏ガラがゴロゴロ入っているタイプなので好みが分かれるかもしれません。
Breakfast -朝食-
1F レストラン「Latest Recipe(レイテストレシピ)」
営業時間:6:30AM-10:30AM
10時ごろに向かうと、エレベーターから行列になっており、席に着くまで10分ぐらいかかりました。注意が必要です。ビュッフェスタイルの朝食会場ですが、人がとても多く少し料理が取りづらい場面もありました。人混みを避けるには、早い時間に向かう事をお勧めします。
エッグステーションでは好きな卵料理を作っていただけるので、オムレツをいただきました。
このお肉が美味しかったです。
Gym -ジム-
プールと同じ8階から、プールを横目に左に突き進んで行くと、Hiltonの建物に移動でき、そこのジムが共通で使えるようになっています。
そこそこ大きめのジムでした。
ホテル近くのおすすめの場所
Masjid Sultan Salahuddin Abdul Shah -スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・モスク(通称ブルーモスク)-
大きく青色のデザインが特徴的なモスクです。写真で見るよりもはるかに迫力があり、特にドームの模様などに圧倒されました。10分に1度ずつ無料のガイドさんと共に内部を見学できる仕組みになっているので、費用は交通費のみで観光することができます。私たちが訪れたときは、日本語の堪能な現地スタッフに担当していただけたので、詳しい解説や質問も楽しむことができました。
ホテルから配車アプリGrabを使って約40分で行くことができ、往復1000円ほどでした。
総合評価
今回は、クアラルンプールの中心駅であるSentral駅直結のLe Meridienについてのレビューでした。大きく印象に残っているのはやはり8階にある大きなプールです。Hiltonと共通の施設なので、その分プールの敷地面積も広く、リゾート施設並みのプールが都会の真ん中で楽しむことができました。それもあってか、家族連れのゲストが多くみられ、子どもたちの遊ぶ姿が一番見られたホテルとなりました。
ただその分朝食会場の混雑は他の比べて激しく、遅い時間に向かってしまうと長蛇の列を待つことになります。席についた後もなかなか食べ物を取るのに人を避けて気をつけて動かないといけなくなってしまうので、余裕を持って朝早くから行く事をお勧めします。
同じSentral駅にはSt Regisやaloftへの案内看板も見られました。コスパ重視な方にはaloft、ラグジュアリー思考な方にはSt Regis、そして今回のLe Meridienはファミリー向けのホテルということができそうです。Sentral駅は空港からのKLIAエクスプレスも止まります。空港からのアクセスを重視する場合にも利用したいホテルです。